頭皮アトピー治療法ラボ【症状の原因と保湿・食事改善で解消】
頭皮が痒い方の中には頭皮のアトピーがあります。アトピーは先天性のモノが多いですが、中には後天的にアトピーになる方もいます。
そこで今回は、頭皮アトピーの原因からおすすめ頭皮アトピーの治療方法までご紹介していきます!
もし頭皮アトピー以外の頭皮の痒みの原因が気になる方はこちらの頭皮かゆみ対策.net~頭皮の痒み対策まとめを参考にしてみてください。
それでは、早速頭皮のアトピーについてみていきましょう。
頭皮アトピーの症状・原因
皮膚が痒くなってしまい、どうしても我慢が出来なくなってしまうアトピー性皮膚炎。
子供から大人までアトピー性皮膚炎に悩まされている方は多いと思います。
アトピー性皮膚炎は皮膚であればどこでも発症する可能性があり、体を含め頭皮の中にまで症状が及びます。
強い痒みが伴うアトピー性皮膚炎、その原因は一体何なのでしょうか?
アトピー性皮膚炎の原因
アトピー性皮膚炎は、乾燥が原因と言われています。
肌が乾燥すると外からの刺激に対するバリアー機能が働きにくくなるため、痒みや赤みの症状が起こります。
痒いからと言って掻いてしまうと、その部分が傷ついてしまい体液が浸潤してきます。
それが広がったり、乾いて突っ張る感じがするとまた痒くなってしまい、掻いて乾いてを繰り返すことで皮膚の細胞が壊れて再生出来なくなってしまうのです。
痒みが出た場合には患部を清潔にして、とにかく保湿することを心掛けて下さい。
肌を保湿してバリアーを作ることが重要です。
また、安易にステロイド入りの軟膏を塗ったりすることはやめましょう。
特に頭皮は皮膚が薄いため、成分が強すぎて逆効果になることがあります。
必ず医師の指導の元、服薬するようにしましょう。
あなたは大丈夫?簡単アトピー性皮膚炎チェック!
どのような症状が見られるとアトピー性皮膚炎の可能性が高いのでしょうか?
次の項目をチェックしてみましょう。
- 頭皮が痒い
- 頭皮が赤い
- 頭皮が乾燥してフケが大量に出る
- 掻きすぎて皮膚がただれる
- 痒みの部分の脱毛が見られる
- 痒い部分がどんどん広がってくる
①~⑥の順に症状が進行していきます。
早い段階でしっかりとケアをしないと頭皮全体にまで症状が広がり、脱毛などの二次的症状を引き起こしてしまうので恐ろしい病気です。
元々アトピー体質の方で頭皮にまで症状が出てきた場合には発見が早いと思います。
しかし突然アトピーを発症することもありますので、我慢できない頭皮の痒みを感じた場合には一刻も早く皮膚科医に相談しましょう。
頭皮アトピーの5つの治療方法
我慢できない頭皮の痒みが、実はアトピー性皮膚炎によるものだった…。
そうなんです…アトピー性皮膚炎は今まで何でもなかった人でも突然罹ることもあります。
特に頭皮は皮膚が薄く、常に汗・皮脂・紫外線・汚れ・蒸れなどの過酷な環境に晒されているため、単なる痒みからアトピー性皮膚炎にまで発展してしまうケースが見られます。
では頭皮のアトピー性皮膚炎の治療法はどのようなものがあるのでしょうか?
効果的な5つの方法をご紹介しましょう。
アトピー性皮膚炎の最大のポイントは保湿です。
肌が乾燥することでバリア機能が働かなくなってしまい、痒みの原因となります。
痒みが我慢できずに掻いてしまうと、症状がどんどん悪化してしまうのです。
そこで、痒みを引き起こさない=保湿をして乾燥を防ぐということが最も重要と言えます。
アトピー性皮膚炎の治療には、痒みを引き起こす乾燥を防ぐということがポイントとなります。
まずはシャンプーを見直してみるのが良いでしょう。
多くの場合、シャンプーによるトラブルで頭皮の症状を引き起こしてしまっている事があるため、まずは毎日の洗髪の際に使ってる商品を考え直します。
シャンプーが与える頭皮への影響は人により異なります。
そのため、一概に特定の商品がおすすめという事がある事でもないため、自分の頭皮の状態に適したシャンプーを用意するのが大切です。
例えば、頭皮がとても乾燥しやすい場合、それは洗浄力の高いシャンプーを使っている可能性があります。
シャンプーの洗浄力に関係している成分が「界面活性剤」と言われるものです。
一般的にシャンプーの成分表示には配合されている量が多い成分から先に書かれています。
頭皮の乾燥、あるいは頭皮が弱くてアトピーの症状にも困っているという場合には、比較的洗浄力の低いシャンプーを使うのが望ましいと言えます。
シャンプーには大きく分けると3種類にタイプを区別する事が出来ます。
高級アルコール系シャンプー、石鹸シャンプー、アミノ酸系シャンプーというように、これらの種類が主なシャンプーです。
中でも洗浄力が高い特徴があるのが高級アルコール系シャンプーで、次に石鹸シャンプーが洗浄力の高いものとなります。
なので、肌が弱い、乾燥肌であるという頭皮な場合、洗浄力が弱めなアミノ酸系シャンプーを使うのが良いでしょう。
頭皮や髪の毛をしっかり洗いたい方にとっては、やや弱いものに感じるかもしれませんが、アトピーの症状に悩まされているのであれば、このような頭皮に優しいシャンプーを使うのが望ましいです。
界面活性剤などの成分がたっぷり入っている安価のシャンプーは、皮脂を取り除き過ぎてしまい乾燥を招きます。
頭皮の痒みを感じる方は、低刺激で保湿力の高いアミノ酸系成分のシャンプーを使用すると良いでしょう。
痒みの原因となる乾燥を防ぐためには、菌やカビを寄せ付けないことも大切です。
例えば、
- 帽子・ヘルメットなどの髪の毛が蒸れるような格好を避ける
- 洗髪後は必ず髪の毛を乾かしてから寝る
- 枕カバーを定期的に交換する
など・・・
菌やカビが頭皮に付かないような生活を心掛けましょう。
最近の研究で、頭皮とストレスには関係があることが分かって来ました。
ストレスが溜まってくると頭皮が堅くなって血行が悪くなります。
またホルモンのバランスも崩れてしまうため、代謝が上手くいかずに古い角質が溜まってしまい汚れや皮脂が溜まった汚れた頭皮になるのです。
ストレスを感じた時には頭皮のマッサージを行うなどして、血行を促し柔らかい頭皮にすることが大切です。
食事が健康と深い関わりにあることは皆さんもご存知だと思います。
忙しい人ですと、毎食外食で済ませてしまう方も多いと思います。
しかし、当然この生活は頭皮にも良くありません。
頭皮に良いとされる海藻類・ナッツ類・野菜などをバランスよく摂取することが大切です。
体の中から健康になることで、頭皮の環境も改善されていきます。
このように頭皮のアトピー性皮膚炎の主な治療法を5つご紹介しました。
毎日コツコツと続けることで、必ず効果が見られますので根気よく続けましょう。
管理人おすすめ!簡単に出来る改善方法
先程ご紹介したように頭皮のアトピーを治すにはたくさんのことに気を付けないといけません。しかしなかなか日頃から気をつけるのは難しいです。
アトピー性皮膚炎に罹ってしまった場合、その痒みとの闘いはとても辛いものがあることでしょう。
早く解放されたいアトピー性皮膚炎の効果的な治療法はあるのでしょうか?
比較的即効性がある方法として、食事と保湿を挙げたいと思います。
効果的な食事とは!?
体の中から体質を改善していくこと…それはアトピー性皮膚炎の治療にとても効果があり重要なことです。
アトピー性皮膚炎に効くおすすめ食材・食事をご紹介しましょう。
アトピー性皮膚炎の場合、卵・肉・マーガリン・チョコレート・白砂糖・ジャンクフード・牛乳などの食材は避ける必要があります。
動物性のタンパク質が痒みを引き起こす原因となるからです。
ですから植物性のたんぱく質を積極的に摂取するように心掛けましょう。
亜麻仁(アマニ)油
オメガ3と呼ばれる良質な成分をたっぷり含んだスーパーフードです。
アンチエイジング・動脈硬化などの効果もありますが、アレルギー症状を緩和する・血行を促進する・免疫力を高めるなどのアトピー性皮膚炎にも効果的な成分が沢山含まれています。
油ですので摂り過ぎには注意して、加熱せずに使用して下さい。
味噌・納豆
和食の定番である大豆製品の味噌と納豆。
こちらは両方とも発酵されており、酵素が体の中で様々な働きをしてくれます。
体内で乳酸菌が増えることによってお通じも良くなり、肌の調子や免疫力を高める効果があります。
塩分の摂り過ぎには注意して、毎日1回は食事に取り入れたい食材です。
効果的な保湿とは!?
アトピー性皮膚炎の大敵である痒みは、乾燥から起こるとされています。
ですから、乾燥を防ぐために保湿をすることが重要なポイントとなるのです。
効果的な保湿の仕方とはどのようなものなのでしょうか?
毎日使用するものなので安心・安全な成分を使用していることは外せません。
また、ただの保湿成分ではなく消炎成分も含まれているとより効果的です。
そこでおすすめしたいのが「すこやか地肌」という保湿美容液です。
こちらは、痒み・炎症などに効果のある13種類の植物エキスを配合し、無香料・無添加・保存料ゼロという頭皮にも使用できる保湿美容液です。
清潔にした患部に適量を馴染ませて優しく馴染ませるだけの簡単な使用方法ですが、頭皮の乾燥・痒み・フケ・湿疹などの不快な症状を鎮めていきます。
とにかく手軽なのに頭皮がしっかり潤いますのでおすすめの保湿美容液です。
さいごに
このように、食事や保湿をきちんと行えば、簡単ににアトピー性皮膚炎を改善していくことができます。
誰でもすぐに出来る方法ですので、是非試して見て下さい。
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